この記事では統計検定準1級合格する上で必須の参考書である、統計学実践ワークブックの読み方を解説します!
全体的な話は前回の記事で解説しているので、見ていない方は読んでみてから各章の読み方に入っていくといいと思います。短い記事なのでサクッと読めます!
それでは早速、今回は1章です!
1章のポイント
- ベイズの定理をしっかり使えるようになる
- 独立、期待値、分散などの確率における基本的なワードの定義をおさえる
- 上記のそれぞれの基本的な計算問題を解けるようになる
1章は導入的な感じなので、軽く読み飛ばしがちですが、上記がしっかりできているかどうか確認してから次に進みましょう。
ベイズの定理はその基本を押さえた前提で、後々の章で出てきますし、計算問題としても本番出ることが多いのできちんとやっておきましょう。
後々の章で難しい概念が出てきた際に、意外と基本的な定義が疎かになっていることに気づくことはよくあります。
なので、二度手間にならないように今のうちにしっかり覚えておきましょう。
問題ピックアップ&ポイント
1章は全部で3問しかないのですが、特に大事なのは問1.3でしょうか。
ベイズの定理をしっかり理解して使えることが確認できる問題かなと思います。いわゆる感度、特異度、陽性的中率などの事項にもつながる内容になります。
ベイズの定理は、「31章.ベイズ法」を理解する上でも大事ですし、確率論の基本的な事項なだけあって、いろんなところで使います!
似たような問題が2021年の統計検定1級の統計応用にも出題されています。
この時はコロナ開けということもあり、時事問題的な要素もあったとは思いますが、準1級の事項をしっかり理解しておくことは、1級対策にもつながります。
2章に向けて
1章はページ数も少ないので、短い記事になりましたが、基本が一番大事なので無精せずしっかり取り組みましょう!
2章は「確率分布と母関数」になります!ここは数理統計的にめちゃくちゃ大事な内容になります!準1級はもちろん、1級取得に向けても絶対避けては通れない部分かつ、これが分かると一気にそれぞれの確率分布に対する理解が深まると思います!
それでは2章へGo!
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